塗装業界のネタばらし
「業者によって言うこと、金額がバラバラ!」
「チラシにネットに訪問販売、何を信じていいのか分からない‼」
「外壁塗装の金額はどれが適正なの!?」
最近お客様からこんな声をよく耳にします。塗装と言えども、色んな塗料があります。
安さだけをうたってくる会社は危険です。知っておいていただきたい事はたくさんありますが、最低知っておいてほしい3つの事と、値段のからくりをお教えいたします!
実は、外壁塗装工事は材料の価格(塗料代)ではなく
施工代(言い方を変えると人件費、手間代)が大半を占めています。
なぜなら、仕入れの価格はほとんど変わらないからです。
仕入れの価格はほとんど変わらないのに、なぜ業者によって金額に大きな差がでるのでしょうか?
それは、施工代(人件費・手間代)を安くするからです。
施工代(人件費・手間代)を安くするために、工期を短くします。
丁寧な作業には手間と時間がかかるのでそこを省くのです。
さらに、もうひとつ考えられるのは熟練職人は経験と知識があるので自社職人や昔から付き合いのある専属の職人がいない限りそれなりの対価が必要です。
そこで、派遣作業員やアルバイトが施工するというケースも考えられます。
同じ建物、同じ面積であまりにも安かったり値引きをして安くしてくれるところは仕上がりが違います。雑なのです。弊社の元で育ち、技術や経験を日々磨いている信頼のおける専属の職人が施工をいたします。
いずれにしても安かろう悪かろうにならないように気をつけましょう!
現在の塗装業界で
一般的な外壁用塗料といえばシリコン塗料です。
ですが、このシリコン塗料には特徴があります。
それは、同じシリコンでもメーカーや性質によって定価がほぼ半額ということがあり得るのです。
その中でも一番定価が安いのが水性シリコン。
そこに業者はつけ込んできます。
これがさらにUV非対応やメーカーによっても大きな開きがあります。
同じシリコン塗料でも価格に大きな開きがあるのです!
よって、どのメーカーのどの材料かを把握する必要があります。
皆さん主剤にのみ気を取られて
付帯部のことをないがしろにしてませんか?
付帯部とは雨樋・破風・雨戸など外壁に付帯する細かい部分の事です。
付帯工事の部分では、ウレタン塗料がよく使用されます。
ウレタン塗料は、安くてお手軽な塗料ですが、何年か先のことを考えるとあまりお勧めできる塗料ではありません。
外壁を良い塗料で塗装する場合、「付帯部分一色はウレタン塗装にしますね。」は塗料の耐用年数の違いがありすぎて、バランスが取れないのはもちろん、素材自体(特に鉄部)の品質を保てないケースもあり、数年後に追加工事を行う場合も出てきます。
ですので、付帯工事部分の場合でも、シリコン以上の塗料をお勧めいたします。
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